写真家
丸田 祥三
2024年撮影
1964年東京都新宿区生まれ。父は将棋棋士九段・日本将棋連盟元会長の丸田祐三。
幼い頃から写真を撮り続け、1980年代初頭より作品発表を始める。
「棄景」「廃景」といった廃墟用語の作者であり、その作品は今日の”廃墟写真”の源流と賞される。
東映株式会社テレビ事業部勤務を経て専業の写真家となり、1994年、廃墟写真集『棄景』で、日本写真協会新人賞を受賞。
著書は『廃車幻想』『鉄道廃墟』『廃道ー捨てられし道』『眠る鉄道』『東京幻風景』他。
- 棄景-廃墟への旅(宝島社)1993年
- 棄景II-HIDDEN MEMORIES(洋泉社)1995年棄景II
- 棄景(洋泉社)1997年
- 東京-棄景III(洋泉社)1998年
- 1977鉄道少年の旅(洋泉社)
- 少女物語-棄景IV(春秋社)2000年
- 日本風景論(春秋社)2000年(切通理作氏との共著)
- 鉄道廃墟―棄景1971~ ヴィークル・グラフィック(JTB)2001年
- 廃車幻想―ポンコツ車からみえた「昭和」(彩流社)2003年
- 鉄道廃墟(筑摩書房)2004年
- 棄景/origin(自由国民社)2005年
- 棄景/V(自由国民社)2005年
- めくるたび~あなたに見せたい風景があります(小学館)2006年
- 廃電車レクイエム~昭和の空地にあった不思議なのりもの(岩波書店)2008年
- 廃道 棄てられし道 (実業之日本社)2011年
- 写真対話集 問いかける風景 (産業編集センター)2012年 (対談、コラム執筆は重松清氏)
- 眠る鉄道 SLEEPING BEAUTY (小学館)2012年
廃線だけ(実業之日本社)2025年発売予定